新型コロナ感染対策の手引き・マニュアルまとめ
介護・福祉現場やその感染対策支援に携わる方々向けに、公的機関や学会等が作成・公開しているものを中心に、新型コロナ関連情報や感染対策に関する日本語の手引きやマニュアル等を収集(全126点)、整理・分類しています。
以下の項目にチェックを入れていただくことで、関心のテーマが含まれる情報をリストにすることができます。個別の内容に対する問い合わせは各参照先にお願いいたします。
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なお、収集した新型コロナ関連情報や感染対策の手引き等のリストはこちら(PDFファイル)からダウンロードください。
WHOが2005年に発行したWHO Outbreak communication guidelinesの翻訳版である。本ガイドラインで紹介する①信頼、②速やかな公表、③透明性、④市民、⑤計画策定の5つの要点を理解し、アウトブレイクコミュニケーションを効果的に実施することで、市民の行動変容を促し、感染症による罹患数・死亡数を抑制することができる。さらに、国の国際的地位、経済、公衆衛生インフラへの被害も最小限に抑えることができる。
- 非流行期(目安:ステージ1~2)
COVID-19対策のためのリスクコミュニケーションと、地域社会への積極的な働きかけに関するガイダンス資料である。新型コロナウイルスによる社会的混乱を最小化し、仕事や経済、観光も守りながら感染の拡大を抑えるためには、適切なリスクコミュニケーションと地域社会への積極的な働きかけを通して、インフォデミックを防止し、一人一人を健康的で正しい行動へと導くことが大切である。
- ステージによらない
施設・事業所内で新型コロナウイルス感染症が発生した場合に備え、平時から準備・検討しておくべきことを、介護サービス類型に応じた業務継続ガイドラインとして整理した。重症化リスクの高い高齢者の多い介護施設・事業所においては、ウイルスを「持ち込まない」、「広めない」 ことが重要である。そのために、手指消毒、マスク着用、定期的な換気といった基本的な感染予防策を徹底し、発熱等の症状が認められる職員が休める環境づくりや、感染者を早期発見するため、職員および利用者のこまめな健康管理を継続する。加えて、感染者や濃厚接触者が発生したことを想定したシミュレーションを行うことも有用である。
- ステージによらない
- 入所・居住系
- 多機能
- 訪問
- 通所
- BCP
- 健康管理
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- 陽性者対応
- エアロゾル感染
- 接触感染
- 飛沫感染
- 全般
- 手指消毒
- 介助全般
- 水際対策
いわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けがたい環境の中で在宅医療や介護サービスに従事する医療スタッフ・介護スタッフの業務に関する問題に対し、解決のためのより具体的な提案や解決法を、実際のデータやアンケート結果をもとに検討し示した報告書である。今回の検討から、特に①予防に関わる物資の供給体制の確保、および標準的感染予防策の教育の徹底とそれに関わる行政からの支援、②職員の確保、連携体制の推進や介護系事業所の機能維持のための施策、③非接触介護を目的としたICT導入を推進するための財政支援等の重要性が改めて認識された。また、コロナ禍におけるACPの手順や留意点も掲載されている。
- ステージによらない
- 訪問
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- ACP
- 接触感染
- 飛沫感染
新型コロナウイルス感染症に関する情報を日本医師会がまとめたサイトである。主に医療者向けの情報が掲載されており、外来診療ガイドや、医療施設・医療者支援補助金の案内、検体採取や感染防護具着脱の手技に関する解説動画などが掲載されている。さらにサイト内には、日本医師会の有識者が科学的根拠に基づく信頼できる情報提供を目的とし、情報を収集・発信を行うサイトである「日本医師会COVID-19有識者会議」も設置されている。
- ステージによらない
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- 接触感染
- 飛沫感染
NIID(国立感染症研究所)がSARS、MERS、COVID-19を含むコロナウイルス感染症に関する記事を集め、まとめたサイトである。感染症や予防法に関する基本的な知識のみならず、新型コロナウイルス感染症のワクチンや変異株の動向等の最新情報も掲載されている。また、新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等を、厚生労働省の感染症対策アドバイザリーボードに基づき掲載している。
- ステージによらない
- 利用者(療養者)
- 職員(介護・医療職)
- 接触感染
- 飛沫感染