新型コロナ感染対策の手引き・マニュアルまとめ
介護・福祉現場やその感染対策支援に携わる方々向けに、公的機関や学会等が作成・公開しているものを中心に、新型コロナ関連情報や感染対策に関する日本語の手引きやマニュアル等を収集(全126点)、整理・分類しています。
以下の項目にチェックを入れていただくことで、関心のテーマが含まれる情報をリストにすることができます。個別の内容に対する問い合わせは各参照先にお願いいたします。
リンク切れ等のご指摘はお手数をおかけいたしますが、こちらまでお願いいたします。
なお、収集した新型コロナ関連情報や感染対策の手引き等のリストはこちら(PDFファイル)からダウンロードください。
一般社団法人 日本環境感染学会が作成した新型コロナウイルス感染症の院内・施設内の感染対策のチェックリストです。中小病院・長期療養型施設・高齢者介護施設に向けに、「流行時対策」、「感染疑い者の発生時」、「感染発生時の対応」別にやるべきこと、確認すべき項目がまとめられています。チェックシートは、自施設からと支援チームからのダブルチェックができるように作成されています。
- 流行期(目安:ステージ3~4)
- 利用者(療養者)
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- 陽性者対応
- 接触感染
- 飛沫感染
- 飛沫対策
- 介助全般
すべての在宅ケアサービス提供者にとって必要となる「行動方針」と、在宅療養者・同居家族へのメッセージを中心とした文書が掲載されている。療養環境や在宅療養者の望みが様々である在宅療養においては基本となる標準予防策を徹底し療養者を感染症から守ることに加え、コロナ禍であっても本人の望みを理解し、人生と生きがいを支えることにチームが一体となって取り組むことで、療養者のQOLの維持と、安全性を両立させていくことが大切である。
- 流行期(目安:ステージ3~4)
- 訪問
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- ACP
- BCP
- 健康管理
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- 接触感染
- 飛沫感染
- 全般
- 介助全般
在宅ケアに関わる全ての人を対象に、新型コロナウイルスから在宅ケアをどう守るかの対処・行動方針をまとめている。日本在宅ケアアライアンスが作成している。コンテンツは以下の4つからなる。1.在宅介護者に向けた感染対策を具体的に示した動画。ウイルスの付着しやすい場所、防護服の洗い方など文章では説明しにくく感染のポイントとなる箇所が動画で解説されている。2.介護者がウイルス感染の疑いがある、自宅待機を支持された場合の行動指針を示したポスター。3.4すべての在宅ケアサービス提供者のためにの対処・行動方針をまとめたガイドライン。
- ステージによらない
- 訪問
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- 健康管理
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- エアロゾル感染
- 接触感染
- 飛沫感染
- 全般
- 介助全般
- 身体機能維持
在宅療養者が新型コロナウイルスの感染が疑われた場合、介護する人が感染を防ぎ、感染を拡大させないためにできる簡単なポイントを解説した動画。 動画は以下の3点からなる。1. 防護服の準備できない時に作成できる簡易的な防護服の作り方とその利用方法。 2.介護終了時の防護服の消毒の仕方。3.まとめ。2.に関しては自宅でも出来る様に、塩素系漂白剤を用いた防護服の消毒から洗濯の方法が解説されている。また洗濯後の触れた箇所のアルコール消毒のポイントを解説している。
- ステージによらない
- 訪問
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- エアロゾル感染
- 接触感染
- 飛沫感染
- 全般
- 体位交換
- 掃除
- 洗濯
- 食事介助
- 身体機能維持
一般社団法人日本在宅ケアアライアンスが、「新型コロナウイルス関連情報」を取り纏めている。在宅ケアサービス提供者に向けた「行動指針」、「対処方針」では、日頃から徹底するべき標準予防策の方法に加え、実際に感染者や疑い者が出た際に取るべき対応や、ACPの在り方などがまとめられている。また、在宅療養者、同居家族向けに、一般市民用の感染防止のための基礎知識や、自粛生活の留意点をまとめたパンフレットを掲載している。
- ステージによらない
- 流行期(目安:ステージ3~4)
- 非流行期(目安:ステージ1~2)
- 訪問
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- ACP
- BCP
- 健康管理
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- 陽性者対応
- 接触感染
- 飛沫感染
- ゾーニング
- 全般
- 感染防護具の利用・着脱
- 手指消毒
- 飛沫対策
- 介助全般
- 入浴介助
- 掃除
- 換気
- 洗濯
- 食事介助
医療者従事者向けの新型コロナウイルス流行下における熱中症対応の手引きである。そのような状況下で想定さクリニカルクエスチョンをQ&A方式とそれに付随する解説がある。それらは日本救急学会をはじめとしたタスクフォースがまとめている。Q&Aは大きく、予防(マスク、エアコン)、診断(臨床診断、血液検査、CT検査)、治療(冷却法)から成る。この資料のエビデンスレベルは非常に高いとして良い。というのも、Q&Aの解説には必ず参考文献が記載され、それらはメタ解析・システマティックレビュー・RCTに準じているもののみ採択しているからである。
- ステージによらない
- 利用者(療養者)
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 陽性者対応
- 飛沫対策
- 水際対策
- 身体機能維持
日本感染症学会が新型コロナウイルスの治療や診察にあたる医療者向けに情報を載せたページ。一部、一般市民向けの情報があるが、それ以外は医療従事者向けの専門的な情報となっている。内容は臨床や検査における留意点と対策、薬物治療における考え方、院内感染や検査などの疫学的データ、学会からの提言からなる。それらはpdfファイルへのリンクとなっている。人工呼吸器とECMOの利用方法の解説資料を除き、誰でも閲覧可能である。ファイル自体も2020年の1月から現在におけるまで都度更新され、情報源も記載されているため信頼にたる情報であると考えられる。
- ステージによらない
- ロックダウン中(外出制限中)
- 入所・居住系
- 多機能
- 訪問
- 通いの場
- 通所
- 利用者(療養者)
- 利用者家族
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- 濃厚接触者対応
- 疑い者対応
- 陽性者対応
- エアロゾル感染
- 接触感染
- 飛沫感染
- 全般
- 水際対策
本ガイダンスは、医療者がN95マスクの適切な着脱方法を学び、自身を感染から守ることを目的に作成されました。N95マスクはシンプルな呼吸用保護具ですが、顔にフィットする製品を選択し、適切に使用することにより初めて安全が担保されます。定期的にこのフィットテストを受けて、漏れ率を定量的にはかり、適切な使用ができているかを確認しましょう。大きな動作や会話で横漏れが生ずることも理解して使用することが必要です。
- ステージによらない
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- 飛沫感染
- 感染防護具の利用・着脱
医療用個人防護具(PPE)の在庫が不足した際の緊急代用品として、正式な規格に基づいてはいない様々な感染防護アイテムが各方面より考案・公表されています。本サイトでは、一般社団法人 職業感染制御研究会の有志ならびに認定人間工学専門家、感染管理認定看護師ら学際的専門家で構成される「PPE自作・代用代替品評価チーム」により、それら代替品の性能を評価し、作り方を紹介しております。
- ステージによらない
- 職員(介護・医療職)
- 感染予防
- エアロゾル感染
- 接触感染
- 飛沫感染
- 感染防護具の利用・着脱
- 飛沫対策
- 介助全般
コロナ禍では医療従事者は過酷な現場の中でとくに心理的な疲労、社会的な孤立・恐怖感を患いやすい。こうした時に、まずは心のよりどころとして家族や知人、同僚、上司との関わりの中で自身の精神ケア、それから他の人たちの精神ケアに努めるべきである。もし自分が相談されるような立場になれば親身になって話を聞くことが大事だし、自分自身も他の人に対して積極的に悩みを打ち明けていくべきである。こうすることで、心理的・社会的な孤立を未然に防ぐことが可能だ。
- 流行期(目安:ステージ3~4)
- 非流行期(目安:ステージ1~2)
- 入所・居住系
- 職員(介護・医療職)
- メンタルヘルス